当時3歳の息子を布団で巻き、死なせたとして逮捕された27歳の母親が29日に送検されました。逮捕された母親は、以前から息子を布団で巻いていたという趣旨の供述をしているということです。
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29日、自称・動画編集業、永沼楓月容疑者・27歳が検察に身柄を送られました。3歳の息子に対し、布団で巻く暴行を加え死亡させた疑いがもたれています。
永沼楓月容疑者(27)
「子供が泣き叫ぶのを防ぐため、しつけのために布団で巻き付けた」「死なせてしまった」
警察によると、永沼容疑者は千葉県我孫子市のアパートで、当時の夫と3歳だった息子の清水奏良くんの3人で暮らしていました。
事件が起きたのは、2022年2月。夫が外出中のことでした。永沼容疑者は奏良くんを数枚の大人用の掛け布団や敷布団で巻き付けたといいます。奏良くんは、足だけが布団の外に出た状態でした。
その後、隣の部屋にいたという永沼容疑者は、奏良くんの声が聞こえないことに十数分後に気づき、自ら警察に通報しました。
永沼楓月容疑者(27)
「息子が呼吸をしていない」
奏良くんは心肺停止の状態で病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。司法解剖の結果、吐いたものを吸い込み、窒息死した可能性があるということです。
永沼容疑者は「夜泣きで耳をふさぎたくなるような叫び声が、近所迷惑になると思った」という趣旨の供述もしているといいます。
近所の住民
「子供の泣き声が聞こえているぐらいな感じで、怒鳴りつけるような声はたまに聞こえていた。それに伴って子供が泣いているなと」
そして、新たに警察への取材で、永沼容疑者が布団で巻く行為を「以前からしていた」という趣旨の供述をしていることが分かりました。
10年ほど前までの永沼容疑者を知る人は…
「ゆとりのある感じじゃない気がしたので。自分のことだけっていう感じがしたので。たぶん(育児に)いっぱいいっぱいになっちゃったんじゃないかなと思う」
警察は、永沼容疑者が事件の数か月前から繰り返し奏良くんを布団で巻き付けていたとみて調べています。