福井の強盗殺人、無期懲役が確定 被告の49歳男が控訴取り下げ

2020年に福井市の男性会社員を殺害し現金を奪い、遺体をダム湖に遺棄したとして、強盗殺人や死体遺棄などの罪に問われた元同僚丹羽祐一被告(49)が控訴を取り下げたことが23日、名古屋高裁金沢支部への取材で分かった。無期懲役とした福井地裁の裁判員裁判判決が確定した。取り下げは20日付。
3月の地裁判決によると、丹羽被告は20年6月、青柳卓宏さん=当時(40)=から借りた約1160万円の返済を逃れようと、背中や首を包丁などで突き刺して殺害、現金約300万円を奪った。遺体を詰め込んだスーツケースを福井県坂井市のダム湖に遺棄した。
判決を不服として弁護側は控訴していた。

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