都内ホテルで「現金約3400万円盗まれた」 古物商の男性が「粒状の金」鑑定中に“すり替え”か…男3人が逃走

東京都内のホテルの客室で「男3人に現金約3400万円が盗まれた」と通報がありました。古物商の男性が、買い取りを依頼された「金」の鑑定中に事件は起きたといいます。そのとき、何が…。

16日夜、都内のホテルの前には、警視庁の鑑識の姿が。鑑識道具を手にホテルの中へと入っていきます。
古物商の男性(110番通報)
「男3人に現金およそ3400万円が盗まれた」
ホテルの客室の中で“窃盗事件”が起きたというのです。現場は、東京メトロ茅場町駅から東におよそ250メートルにあるビジネスホテル。周りにはオフィスビルや飲食店などが立ち並びます。
男性の警視庁への説明によると、ホテルの客室では、古物商の男性ら5人と外国人の男3人が金の取引を行っていたといいます。3人組が持ってきたのは粒状の金約5キロ。鑑定中テーブルの上には古物商が持ってきた現金約3400万円が。そして、3人組は、その現金を新聞紙に包んだといいます。
その後、3人組は、古物商たちの目を盗み、新聞紙に包まれたニセの札束に置き換え、約3400万円を盗んだとみられます。3人組が立ち去ったあと、古物商たちが新聞紙を開けると…中には「おもちゃの札束」が。男たちが鑑定を依頼した金も偽物でした。
事件を受け、近所の人は。
ホテルの隣の飲食店
「治安の良い場所で日頃から静かな場所なので、驚いていますし怖いなと思いました」
男3人は茅場町駅方面に歩いて逃走。いずれも30代くらいで、全員大きなリュックを持っていたといい、警視庁は窃盗事件として行方を追っています。
(11月16日放送『news zero』より)

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