西村康稔経済産業相は21日、東京・九段北の靖国神社を参拝した。終戦の日の15日は見送っていた。参拝後、記者団に「祖国を思い、家族を案じながら戦禍に倒れた英霊のご安寧をお祈りした。二度と戦争を起こさないと誓った」と述べた。西村氏は昨年8月の内閣改造で入閣後、終戦の日や秋の例大祭に近い日程で参拝している。
終戦の日に参拝しなかった理由を問われると、今年7月に死去した父親に触れ「先週末に父の四十九日を終えた。静かな環境の中で参拝させていただいた」と説明。「衆院議員西村康稔」と記帳し、私費で玉串料を納めたと語った。
今年の終戦の日は、閣僚では高市早苗経済安全保障担当相が参った。