時効まで1か月あまり…10年前のひき逃げ死亡事件で37歳男を逮捕 遺族「『帰ってこい』と言いたい。悔しい」

10年前、千葉市花見川区で当時47歳の女性がひき逃げされ死亡した事件で28日、37歳の男が逮捕されました。時効まで残り1か月あまりでの逮捕に、女性の父親は「できることなら帰ってきてほしい」と思いを語りました。
警察によると、逮捕されたのは千葉県印西市の自称無職・戸田昌宏容疑者(37)です。
戸田容疑者は10年前の2013年11月、千葉市花見川区の路上で原付きバイクを運転する舘下敬子さんをはね、ケガをさせそのまま逃走した疑いがもたれています。舘下さんは病院に搬送されましたがその後、死亡しました。
事件から10年。28日、舘下さんの遺族が取材に応じました。
敬子さんの父・舘下明彦さん(88)
「できることなら(娘に)『帰ってこい』と言いたいけど。強いて言えば、『犯人捕まった』って、それだけ(娘に)報告しておきます」「(Q戸田容疑者に言いたいことは?)ないです。悔しいだけですね」
警察は、当時の詳しい状況などを捜査しています。

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