事件発生から1年4か月後の逮捕。きっかけは「万引き」でした。 殺人未遂の疑いで逮捕されたのは住所不定・無職の祖父江博伸容疑者(56)です。祖父江容疑者は去年4月、大阪市生野区の住宅で女性(当時51歳)の顔をカッターナイフで切り付けて殺害しようとした疑いで、警察に公開手配されていました。 警察によりますと、祖父江容疑者は今年8月22日午前、大阪府松原市内のスーパーでおにぎりなどを万引きしたとして警察の調べを受けました。その際は偽名を名乗っていましたが、警察官が持ち物から祖父江容疑者名義の通帳を発見。採取した指紋も一致したことから逮捕に至ったということです。 警察の調べに対して祖父江容疑者は「顔を切りつけたのは間違いないが殺すつもりはなかった」と容疑を一部否認しているということです。