尾身茂氏が「対策推進会議」議長を退任へ…新型コロナ拡大以降、政府に助言

政府は24日、新型コロナウイルス対策などを検討する「新型インフルエンザ等対策推進会議」の議長を務める尾身茂氏(74)を退任させる方針を固めた。感染症対応の司令塔となる「内閣感染症危機管理統括庁」が9月に発足するのに合わせ、推進会議を改組して新たなトップを選出する。
複数の政府関係者が明らかにした。尾身氏は新型コロナの感染が拡大した2020年以降、感染症の専門家として政府に科学的な助言を行ってきた。推進会議の下部組織となる新型コロナ感染症対策分科会長も務めた。

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