六本木ヒルズの目の前の人通りが多い道路で、8月31日、火事があった。火元は、電動アシスト付の自転車だった。
突然、自転車から出火
バチバチと音を立てながら、街路樹の植え込みから上がる炎。 その横には、別の自転車が倒れている。
これは、8月31日正午前、東京・港区の六本木ヒルズ近くで起きた、火災の様子。 出火直後の映像には、警察官が消火器を使って、急いで火を消し止める様子が映っていた。
警視庁によると、火が出たのは、ウーバーイーツの配達員が使っていた電動自転車。 その荷台のバッグに入っていた、自転車の予備バッテリーが、何らかの原因で発火したという。
ケガ人はいなかった。
現場に残された自転車をよく見ると、荷台のバッグは熱で溶け、大きな穴が空いているのがわかる。
目撃者は、「外出たら、すごく煙上がってて。（建物の）エレベーターも1回止まっちゃった。ちょっと怖かったですね」と話す。
警察に対し、自転車の持ち主であるウーバーイーツの配達員は 「バッテリーはネット通販で買ったものです」と話し、純正品ではなかったという。
警視庁は、出火原因を詳しく調べている。 （「イット！」8月31日放送より）