自宅敷地の畑でクマと取っ組み合いに…70代の夫婦がけが 新潟県には「クマ出没警戒警報」(新潟・南魚沼市)

新潟県南魚沼市で3日、70代夫婦がクマに顔や腕などをひっかかれ、けがをしました。2人は病院に搬送されましたが、命に別状はないということです。
70代の夫婦がクマに襲われたのは、新潟県南魚沼市長崎の自宅敷地内です。警察の調べによりますと、3日午前5時20分頃、男性が自宅脇の畑で水やりをしていたところ、突然、体長1メートルほどのクマが現れました。男性はクマと取っ組み合いとなり顔や腕をひっかかれたということです。男性の声を聞き外に出てきた70代の妻も右腕などをひっかかれました。2人は病院に運ばれましたが軽傷で、命に別状はないということです。
なお、県はクマのエサとなるブナの実が凶作と予想されることから人里にクマが出没する可能性があるとして1日に2020年以来となる「クマ出没警戒警報」を出して注意を呼びかけています。

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