中古車販売大手「ビッグモーター」の店の前の街路樹が枯れるなどしている問題で、神奈川県警が、県内の3店舗に家宅捜索に入った。
神奈川県警が6日、器物損壊の疑いで家宅捜索したのは、ビッグモーターの「藤沢店」「平塚四之宮店」「川崎店」の3店舗。
神奈川県や川崎市によると、藤沢店と平塚四之宮店では、店の前の街路樹が不自然に枯れていたため県が伐採した。 この2店舗では、県や市の土壌調査で、街路樹が植えられていた土壌から除草剤の成分が検出されていたという。
また、川崎店では、店の前の低木が何者かに勝手に伐採されていた。 ビッグモーターの店舗への強制捜査は、全国で初とみられる。
神奈川県警は8月までに、店舗前の土の採取をしていて、除草剤がまかれた経緯などを詳しく調べている。