8日、東京・豊島区で80代の女性が殺害されているのが見つかった事件で、警視庁は同居していた60歳の息子を殺人の疑いで逮捕しました。
警視庁によりますと、8日午後1時前、豊島区南長崎のアパートで「母親を殺した。手で首を絞めた」などと通報がありました。
捜査員が駆けつけたところ、この部屋に住む80代の女性があおむけで倒れているのが見つかり、搬送先の病院で死亡が確認されました。
通報したのは女性と同居している息子で、警視庁は、息子の渋川勝敏容疑者を殺人の疑いで逮捕しました。
渋川容疑者は母親の首を手で絞めたあと、電気コードを使いさらに首を絞めたとみられていて、調べに対し容疑を認め、「母を介護すると考えると自分にはできないと思った」と供述しているということです。