広島・大崎上島沖で作業船が転覆、2人死亡

11日午後0時35分頃、広島県大崎上島町の小池造船海運の造船所沖で、「船舶が浸水した」と同社社員から118番があった。造船所前の海上で作業していた同社の汽船「栄丸」(全長11・9メートル)が転覆し、乗組員の男性2人が死亡した。
呉海上保安部の発表によると、栄丸は造船所前でクレーン台船を係留する作業をしていたところ浸水し、転覆した。乗っていた保科諭さん(54)と服藤文孝さん(57)が心肺停止の状態で病院に搬送されたが、死亡が確認された。事故当時、付近の視界は良好だったといい、同海保が事故原因などを調べている。

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