洋上風力発電をめぐる贈収賄事件で逮捕された秋本真利衆議院議員(48)が、賄賂を送った会社の元社長と設立した馬主組合において、馬の購入など、運営の全てを取り仕切っていたことがわかった。
衆議院議員の秋本真利容疑者は、「日本風力開発」の元社長から約6000万円の賄賂を受けとった疑いがもたれている。
その後の取材で秋本容疑者は、元社長と作った馬主組合で、馬の購入やレースの出走・収支の管理などほぼ全てを取り仕切っていたこと、お金が足りなくなると元社長に資金を要求し、提供を受けていたことがわかった。
さらに秋本容疑者は、過去に支援者らを誘って競馬場のVIPルームを訪れていたという。
秋本容疑者をよく知る地元関係者は、「後援組織があるんですけど、彼らを連れてそのVIP席に、年に1回とか2回とか(行っていた)。」と話す。
東京地検特捜部は、馬主組合が利益供与の受け皿になっていたとみて調べている。 (「Live News days」9月11日放送より)