吉村知事「課題は必ず乗り越える」大阪市を訪れた博覧会国際事務局トップと意見交換

パビリオン建設の遅れが指摘されている大阪・関西万博ですが、建設に向けた動きも徐々に出始めています。 大阪市によりますと、2025年の大阪・関西万博で56の国と地域が独自に建設するパビリオンをめぐり、9月19日にチェコが建設基準の緩和を求める申請書を市に提出したということです。パビリオン建設をめぐっては、建設業界の人手不足などから建設スケジュールの遅れが指摘されていて、この申請書を提出したのはチェコが初めてとなりました。 チェコのパビリオンは、らせん状のガラスが特徴の建物で、早ければ約1か月後にパビリオンの建設が可能になるということです。チェコの担当者は「申請した最初の国であることをうれしく思います」とコメントとしています。 一方、9月19日にBIE(博覧会国際事務局)のトップが大阪市役所を訪れて、吉村洋文知事らと意見交換を行い、万博の準備状況などを確認しました。 (大阪府 吉村洋文知事)「課題はありますが、この課題は必ず乗り越えていきます。素晴らしい万博を是非実現させたいと思っています」 (BIE ケルケンツェス事務局長)「まったく懸念はしていない。参加国が協力し、きちんとサポートをすれば、2025年に素晴らしいパビリオンを見ることができると思う」

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