自民・茂木幹事長「政権支える」=岸田首相と距離、払拭アピール

自民党の茂木敏充幹事長は21日の茂木派(平成研究会)の例会で、「今後も一丸となって『変化を力にする日本』を目指す岸田政権を中核で、ど真ん中で支えていきたい」と強調した。先の党人事では幹事長交代論が一時浮上し、岸田文雄首相との距離が取り沙汰された。今後も首相を支える姿勢を示し、懸念払拭に努めた形だ。
党内第3派閥の平成研は、かつては最大勢力を誇った。当時は毎週の例会でカレーを所属議員に振る舞うことも多かったが、近年は弁当がもっぱらとなっている。茂木氏は「かつて平成研の総会は毎週カレーだった。党本部のカレーをみんなで一緒に食べるのは実に14年ぶりだ」と語り、勢力巻き返しに意欲をにじませた。
[時事通信社]

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