ひと晩にクマの出没情報4件 北海道松前町の町内、親子とみられる2頭目撃や木の実を食べる“そしゃく音”

23日夜から24日早朝にかけて、北海道南部の松前町で、クマの出没情報が相次いでいます。
23日午後7時前、松前町唐津の町道に、親子とみられるクマ2頭がいるのを、歩いていた人が目撃し警察に通報しました。 その後、午後9時過ぎには、松前町唐津から1キロほど離れた場所で、体長1メートルほどのクマ1頭が住宅の近くにいるのを、近所の住人が目撃し警察に通報しました。 さらに24日未明には、松前町豊岡の住民から、「クマのような動物が木の実を食べている音がした」という通報がありました。 午前4時半にも、松前町博多の住民から「飼い犬が吠えるから外を確認したら、林のほうから木の実をたべる咀嚼音が聞こえた」と通報がありました。

いずれも人的被害はありません。 警察によりますと、これらの4件の通報があった場所は、直線距離で1.3キロの範囲だということです。 松前町では、光善寺の境内で、12日から15日にかけてクマが目撃されていて、13日には光善寺から300メートルほど離れた専念寺の境内でも目撃されています。 警察は、パトカーで巡回するなど、注意を呼びかけています。

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