4人組の男に暴行され兄は死んだ…未解決のまま「19年」遺族ら男の情報提供を呼びかけ

京都の繁華街で当時29歳の男性が4人組の男に暴行され死亡した事件は10月3日で未解決のまま発生から19年が経ちました。遺族らが現場付近で情報提供を呼びかけました。 2004年10月3日、当時29歳だった朴富均さんが京都市内の木屋町通りを歩いている途中、肩がぶつかったことを理由に4人組の若い男から殴る蹴るの暴行を受け、病院に搬送されましたが5日後に死亡しました。事件が未解決のまま19年が経った10月3日、京都府警や朴さんの弟・善均さんが四条河原町の交差点で通行人にチラシなどを配り情報提供を呼びかけました。(遺族・朴善均さん)「正直19年長いなと思うんですが、あっという間と言えばあっという間なんですね。発生日とか命日になればあっという間なんですけど、違う日には逆に長く感じたりとか、節目になると早いなって思うけど、あらためて19年と考えると長いなと思います」「(今もお兄さんを思い出すことはありますか?)当然事件の日が近くなってくると思い出しますし、最近よくいうのは、救急車とか医療系ドラマとかそういったシーンを見たら、兄が搬送された時の事を思い出します。どんな表情だったかなとかどんなこと言ってたかなと思いだそうとしても、事件で運ばれたときのことが思い出されるので、いい思い出はなかなか思い出せないです」 来年で事件から20年となり公訴時効が迫る中、どんな些細な情報でも欲しいと話します。「(来年時効となりますが、どんなことを呼び掛けたいですか?)どんなことがつながるかわからないので、些細な情報でも欲しいです。もし犯人を知っているとか、犯人本人とかが、チラシを見て、反省して罪を償ってほしいなと思います。今の犯人を知っている人も、幸せに暮らしているから、壊したくないから言わないのか。そういうときは今の僕みたいな、そういう被害者のことを考えてほしい」 4人のうち3人については目撃証言があり、京都府警は犯人逮捕につながる情報を求めています。 ▼情報提供は京都府下京警察署刑事課075-352-0110まで

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