故人・平和運動家が「性暴力」か 長崎の資料館、見直しへ一時休館

朝鮮人強制連行の実態を調査するなど、戦時中の日本の加害責任を告発した平和運動家で牧師の故・岡正治氏が生前、知人女性に同意なく抱きつくなどの「性暴力」を振るったことが明らかになったとして、長崎市の「岡まさはる記念長崎平和資料館」は10日、同日から当面の間休館し、館名の変更や展示の見直しを行うとホームページ上で公表した。
同館によると、岡氏は1994年、自宅を訪れた知人女性に突然抱きつくなどしたという。女性は2020年にインターネット上で被害を告発。同館を運営するNPO法人は被害を認め、先月、女性に対し文書で謝罪した。
同法人は11日にも記者会見し、経緯を説明する方針。

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