「ひね鬼」と呼び遊びで ウソの通報で16歳男子高校生を逮捕 同様事案で未成年者検挙相次ぐ

虚偽の110番通報を遊びでやったと話しています。北九州市でウソの通報をして警察の業務を妨害した疑いで17日、16歳の男子高校生が逮捕されました。
偽計業務妨害の疑いで17日に逮捕されたのは、北九州市八幡西区の男子高校生(16)です。
男子高校生は10月7日、別の10代の男と共謀し、「ケンカが起きている」というウソの110番通報で警察官を出動させるなどして業務を妨害した疑いです。
■川崎直人 記者
「逮捕された男子高校生は、改札近くに設置されたこちらの公衆電話でウソの通報をしたということです。」
その通報内容は、「男性2名が殴り合いのケンカをしている」というものでした。
通報を受けて駆けつけた警察官に対し、男子高校生は、さらに「男が首をつかまれて車に乗せられていた」と話しました。
このため、あわせて33人の警察官が出動しましたが、その後、ウソであることが分かったということです。
警察によりますと、男子高校生は虚偽の通報のことを、警察官を表す隠語“ひね”を使い、「ひね鬼」と呼んでいました。
容疑を認め、「遊びでやった」と話しているということです。
折尾警察署管内では同様の事案が多発していて、うち4件で未成年者が検挙されています。

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