伊藤忠本社の敷地にスプレーで落書き「木を切るな」…明治神宮外苑の再開発事業に抗議か

伊藤忠商事の東京本社(東京都港区)敷地内で、「木を切るな」などとする複数の落書きが見つかったことがわかった。同社が参画する明治神宮外苑の再開発事業に抗議する意図があるとみられる。
同社によると、17日朝、敷地内のモニュメントと壁の計3か所に、赤や青のスプレーで「木を切るな」「GRENWASHING(原文のまま)」などと落書きされているのを警備員が見つけた。同社は赤坂署に被害届を提出し、落書きを消した。同社広報部は「落書きは犯罪行為。大変残念に思っている」とコメントした。
再開発は同社を含む4者による事業で、再開発に伴い本社ビルは高さ約190メートルの超高層ビルに建て替えられる。事業を巡っては、837本の樹木を植える一方、743本を伐採することが批判を浴びている。

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