25日早朝、福岡県粕屋町でマイクロバスが電柱に衝突した事故で、乗っていた20人全員がケガをして病院に運ばれ、男性運転手が居眠りをしていたという趣旨の話をしていることが新たに分かりました。
25日午前6時半ごろ、福岡県粕屋町仲原で、コンビニエンスストアの従業員から「店の前で事故が起きた。マイクロバスが電柱にぶつかった」と110番通報がありました。
警察によりますと、車には日本人の男性運転手と、ネパール国籍の16人、フィリピン国籍の2人、日本人1人の合わせて20人が乗っていました。
全員がケガをして病院に搬送され、このうち4・5人が骨折などの重傷だということです。
60代の男性運転手は警察に対し当初、別の車がコンビニエンスストアに入ろうとしたところを避けようとして、電柱に衝突したと説明していましたが、その後、居眠りをしていてコンビニに入る車に気づき、ハンドルを切ったところ電柱にぶつかったという趣旨の話をしていることが新たに分かりました。
警察は過失運転致傷の疑いも視野に事故の原因を調べています。