5日午前、北海道三笠市の市役所に不発弾のような物が持ち込まれ、庁舎は閉鎖、約220人の職員らが避難しました。
警察によりますと、5日午前11時ごろ、、三笠市の市役所に、市外に住む男性が「市内にある実家の整理をしていたら、不発弾のような物を見つけた」と言って、不発弾のような物を持ち込みました。
不発弾のような物は、男性の実家の納屋で見つかり、金属製で、長さ約15センチ、直径5センチほどの円筒型、先が少し尖り、刻印などはないということです。
三笠市と警察は爆発の危険があるとして、庁舎を閉鎖、職員約100人、来庁者約100人、近隣の住人約20人、合わせて約220人が避難し、庁舎を中心に半径50~100メートルのエリアを立ち入り禁止にしました。
その後、不発弾のような物は、自衛隊が現場で解体し、中に火薬が入っていないことが確認されたため、市役所の閉鎖などは3時間余りで解除されました。