「集めないと殺す」用心棒代を要求 決別しようとした店員を脅す 恐喝未遂疑いで暴力団組員2人を逮捕

沖縄県警組織犯罪対策課は21日、那覇市の飲食店従業員の30代男性を脅し、用心棒代を要求したとして、指定暴力団旭琉會二代目功揚一家幹部の容疑者の男(38)と、同一家組員の容疑者の男(27)を恐喝未遂の疑いで緊急逮捕したと発表した。2人は容疑を否認している。同日、那覇地検は2人を起訴した。
県警によると2人は7月30日午後7時15分ごろ~同8時ごろまでの間に、被害男性に対し「毎月のやつを集めれ。集めないと殺す」などと電話で脅し、用心棒代を要求した疑いが持たれている。
関係者によると男性はこれまで組員の要求に従い、自身が関わる複数店舗の用心棒代を取りまとめて支払てきたとみられる。
しかし県警が7月、県暴力団排除条例違反の疑いで那覇市松山や沖縄市上地の歓楽街に家宅捜索したことを受け、決別しようとしたという。

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