東日本や西日本は厳しい残暑続く
東日本や西日本付近には東から太平洋高気圧が張り出すため晴れる日が多い予想です。このため気温が高く、最高気温が35℃前後の真夏の時期のような暑さが続く見通しです。厳しい残暑となるため、引き続き熱中症予防を心がけてください。一方で、太平洋高気圧の周囲をまわる暖かく湿った空気が流れ込みやすい気圧配置でもあるため、夕立やゲリラ雷雨の発生しやすい状況が続きます。晴れていても急な雨が心配です。
沖縄は台風、北海道は秋雨前線に注意
沖縄では台湾の南を通って南シナ海へ向かう台風9号の影響で先島諸島を中心に波が高くなるとみられます。また、週後半は台風11号が沖縄方面に近づく予想です。雨や風が強まり荒れた天気になることが考えられます。早めに対策を進めてください。一方、北日本には週後半に気圧の谷が接近し、活発化した秋雨前線が北海道を南下する予想です。雨量がかさんで地盤が緩むおそれもあります。雨が降り続く場合には土砂災害や河川の増水等に注意してください。
来週は新たに発生する台風が影響か
マーシャル諸島にある熱帯低気圧が24時間以内に台風へ発達する見込みと情報が発表されています。この新たに発生する台風が4日(月)になると日本の南に進んでくる見込みです。台風が近づく前から暖かく湿った空気が流れ込む影響で、西日本や東日本の太平洋側を中心に広く雨が予想されています。来週は台風のコースや強さによって影響が変わるため、随時最新情報をご確認ください。なお、日差しが届きにくくなる影響で、関東などでは猛烈な残暑は和らぐ見込みです。