茨城県日立市の山間部で土砂崩れ 8世帯14人が孤立…県が防災ヘリで水や食料などを届ける 台風13号の大雨影響

台風13号による大雨の影響で、茨城県日立市の山間部では市道で土砂崩れが発生して8世帯14人が孤立しています。県は、防災ヘリコプターを使って水や食料などの物資を孤立している地区に届けています。
日立市によりますと、山間部にある十王町高原では8日の台風13号による記録的な大雨で、沢平地区につながる市道の少なくとも2か所で土砂崩れが発生し、通行できなくなっています。
沢平地区には8世帯14人が暮らしていて、電気や電話は通じるものの水道が使えない状態だということです。
このため県は午前10時頃から防災ヘリコプターを使って水や食料を空輸する作業をおこなっています。
今日は水などを中心に空輸していて、夕方までに6往復する予定です。
これまでのところ、孤立した地区で体調を崩して搬送が必要な住人はいないということです。
市は道路の復旧を急いでいますが、通行できるようになるまで早くても1週間程度かかる見通しです。

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