乗り遅れた電車にスケートボードを押しつけ緊急停止させて業務を妨害したとして、警視庁田無署は4日、埼玉県入間市下藤沢の職業不詳、遠藤光英容疑者(49)を威力業務妨害容疑で逮捕したと発表した。「乗ろうと思った電車が発車し頭にきた」と容疑を認めているという。
逮捕容疑は8月3日午後10時50分ごろ、東京都西東京市の西武池袋線ひばりケ丘駅のホームで、所沢行き下り普通列車が発車した直後、持っていたスケートボードの車輪を車体に押しつけて約5分間停止させ、業務を妨害したとしている。
同署によると、スケートボードを押しつける様子を車掌が目撃し、緊急停止したところ、遠藤容疑者はホームから逃走。駅員が駅構内で確保した。遠藤容疑者は当時、酒に酔っていたという。【木原真希】