維新・前川衆院議員が辞職=公選法違反で有罪判決

日本維新の会の前川清成衆院議員(60)=比例代表近畿ブロック=は4日、衆院に辞職願を提出し、細田博之衆院議長から許可された。前川氏は2021年衆院選で、公示前に自身への投票を呼び掛ける事前運動をしたとして公職選挙法違反に問われ、一、二審で有罪判決を受けた。
維新の藤田文武幹事長は記者会見で、比例名簿に従い、新人の中嶋秀樹氏が繰り上がる見通しだと明らかにした。当初次点だった直山仁氏は、公選法違反(買収)罪で略式起訴されたため、9月22日付で名簿から外した。
前川氏は最高裁に上告中のため、判決は確定していないものの、「裁判が長引くことで(党の選挙)準備が遅れてはならない」として、議員辞職する考えを示していた。
[時事通信社]

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