群馬県の山本一太知事は8日に行った自身のブログへの投稿で、小渕優子・自民党選挙対策委員長(衆院群馬5区)について「『政治とカネ』の問題に一定の区切りをつけない限り、『真の復活』は難しい」と記した。
小渕氏は2014年、政治資金規正法違反問題で経済産業相を辞任し、元秘書が有罪判決を受けた。9月に選対委員長に就いた際も「十分な説明が行われていない」との指摘があり、知事の投稿はこれを踏まえたものだ。知事は、小渕氏を将来の首相候補に推す声があることを念頭に「政治家としての覚悟を示す必要がある」と指摘した。