ミュージカルチケット不正転売か、47歳女を書類送検…300の架空アカウント使い応募

ミュージカルの公演チケットを不正転売したとして、警視庁丸の内署は17日、川崎市の無職女(47)をチケット不正転売禁止法違反容疑で東京地検に書類送検した。丸の内署は女が2021年以降、チケット約120枚を転売し、計約830万円を売り上げたとみている。
発表によると、女は昨年9~12月、帝国劇場(東京都千代田区)と日生劇場(同)で行われたミュージカルのチケット2枚(販売価格1万4000~1万5000円)をインターネットの転売サイトに出品し、都内と千葉県の女性にそれぞれ5万~8万円で不正に転売した疑い。「自分のチケット代を稼ぐためだった」と容疑を認めている。
女は約300の架空アカウントを使って公式サイトの抽選販売に応募し、チケットを入手していたという。昨年5月に転売サイトでチケットが高額転売されているとの情報が寄せられ、丸の内署が捜査していた。

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