ビッグモーター街路樹問題、東京都が警視庁に被害届を提出

中古車販売大手ビッグモーターの店舗周辺で街路樹が不自然に枯れるなどしている問題で、東京都は5日、街路樹の土壌調査で除草剤の成分が検出された9店舗について、器物損壊の疑いで警視庁に被害届を提出した。今後、同社に原状回復も求める。
都はこれまでに都道沿いの16店舗のうち、付近に街路樹のある14店舗の周辺で土壌調査を実施。9店舗で除草剤の成分が検出され、このうち多摩市内の店舗では付近の樹木が伐採されているのを確認した。
都によると、ビッグモーターの役員が8月16日に都庁を訪れ、都内複数の店舗での除草剤散布や、多摩市内の店舗での街路樹伐採を社内調査で確認したと説明。都側に謝罪し、原状回復する意向を示したという。

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