駅そばの歩道で人と自転車が焼ける 性別不明の1人の死亡を確認

20日深夜、福岡市博多区の歩道で人と自転車が燃えているのが見つかり、性別不明の1人の死亡が確認されました。
警察によりますと、20日午後11時すぎ、福岡市博多区諸岡で「自転車が燃えている。人かもしれない」と通行人から119番通報がありました。
消防と警察が駆けつけたところ、人と自転車から火が上がっていました。
消火にあたり、火はすぐに消し止められましたが、その場で1人の死亡が確認され、また、自転車の前輪部分が焼けました。
死亡したのは体の大きさから成人とみられますが、全身にやけどをしていて性別は不明で、所持品もなかったということです。
焼けた自転車はカゴ付きの一般的なタイプで、持ち主は分かっていません。
警察は21日、司法解剖を行い、死因の特定と身元の確認を急ぐとともに、自殺と事件の両面で調べています。
現場はJR笹原駅のそばの歩道で、出火当時は複数の歩行者がいたということです。
ただ、火が上がる直前の状況を目撃した人は今のところ見つかっておらず、周辺の防犯カメラなどを調べることにしています。

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