街路樹「伐採は本部の指示」=ビッグモーターが説明―川崎市

川崎市は21日、中古車販売大手ビッグモーター川崎店前にあった街路樹のオオムラサキツツジ6本が伐採された問題で、会社の本部組織が店側に伐採を指示したことが分かったと発表した。市が同社から説明を受ける中で、判明したという。市はすでに被害届を神奈川県警に出しており、損害賠償請求も検討する。
市によると、昨年10月、川崎店から市に対してツツジを剪定(せんてい)してほしいとの要望があり、市は枝先などについてはビッグモーターが剪定できると回答した。ところが、会社の本部組織が当時の店長に対して「店舗前の環境整備のため」として伐採を指示。店長は店員に伐採を命じたという。
ビッグモーターの店舗前で街路樹が枯れている問題では、神奈川県も21日、平塚四之宮店前(平塚市)と藤沢店前(藤沢市)について、被害届を県警に提出したと発表した。被害届は受理された。
[時事通信社]

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