25日朝、北九州市小倉南区の北九州医療刑務所で、30代の男性受刑者が死亡しているのが見つかりました。自殺とみられています。
北九州医療刑務所によりますと、25日午前7時半ごろ、個室に収容されていた30代の男性受刑者が起床時間に起きてこないことを職員が不審に思い、男性受刑者に声をかけました。男性受刑者は、毛布をかぶった状態で横になっていて、職員が確認した時には意識がなく、救命措置が取られましたが、まもなく死亡が確認されました。医療刑務所によりますと、男性受刑者の口の中にはビニール袋にティッシュペーパーを丸めたものが入っていたということで、死因は、気道内に異物が入ったことによる窒息死でした。自殺とみられています。
北九州医療刑務所の迎伸彦所長は、「収容者が自殺したことは誠に遺憾。再発防止のため職員の研修・指導や、収容者の巡回視察などを徹底していく」とコメントしています。