尾身氏、議長退任を発表 政府の感染症対策会議、刷新

新型コロナ対策を担当する後藤茂之経済再生担当相は25日の閣議後会見で、政府の新型インフルエンザ等対策推進会議のメンバーを刷新すると明らかにした。議長を務める尾身茂氏や国立感染症研究所の脇田隆字所長らは退任する。推進会議に設置されている新型コロナ対策分科会や基本的対処方針分科会は廃止する。
新たに国立成育医療研究センターの五十嵐隆理事長、国立国際医療研究センターの大曲貴夫国際感染症センター長ら15人が就任する。9月1日付。後任議長は今後、メンバー同士の互選で決まる。
尾身氏は24日、「もうお役御免だろうと考えていた。今後は新型コロナの経験を伝えていくのが役割だ」と話した。

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