「刃物を持った人がいる」関係先の会社とトラブル、話し合いの席で包丁…隙をみて従業員が通報、逮捕の54歳「相手を脅かそうと思った」

26日午前、北海道千歳市の会社の敷地内で、業務などの正当な理由なく、包丁を所持していたとして、54歳の男が逮捕されました。
銃刀法違反の疑いで逮捕されたのは、千歳市桜木に住む54歳の自称・塗装業の男です。 この男は26日午前9時10分ごろ、千歳市長都駅前の会社の敷地内で、業務などの正当な理由なく、刃渡り6センチを超える包丁を所持していた疑いが持たれています。 警察によりますと、男は、現場の会社と以前からトラブルになっていて、この日、話し合いのために訪れていましたが、従業員2人と口論になると、持参していた包丁を手にしていました。 2人の従業員のうちの1人が男の隙をみて「刃物を持った人がいる」と通報。 警察官が駆け付けた際、すでに男は立ち去り、包丁を草むらに捨てるなどしてしていましたが、捜査の結果、容疑が固まったとして、同日夜、逮捕されました。

取り調べに対して54歳の自称・塗装業の男は「持っていたことは間違いない。相手を脅かそうと思った」などと話し、容疑を認めているということです。 警察は、動機につながる男と会社のトラブルなどについて、引き続き調べをすすめています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする