処理水放出後、都庁にも“嫌がらせ電話”「日本は汚染水を出している悪い国」「死ね」など100件超える

福島第一原発の処理水の放出開始後から、中国からとみられる嫌がらせなどの電話が相次いでいる問題で、東京都庁にも、これまでに100件を超える電話があったことが分かりました。
東京都によりますと、処理水の放出が始まった、今月24日の昼すぎから、都庁の電話窓口に、中国語と思われる外国語で、嫌がらせの電話がかかってきているということです。
29日の午後3時までに、100件を超える電話がかかってきていて、職員が電話に出ない土日を除くと、放出があった日から、平日は毎日電話があるということです。
電話は1分程度のものが多く、録音した女性の声で、「日本は汚染水を出している、悪い国だ。死ね」といった内容が繰り返されているということです。
都の担当者は「普通の人の場合もあるので、対応せざる得ない。行政なので、電話を止めるわけにはいかない」と対応の難しさを話しています。

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