岸田首相 秋本議員逮捕は「遺憾」 任命責任については「控える」

洋上風力発電をめぐる贈収賄事件で、秋本真利衆院議員が7日、東京地検特捜部に逮捕されたことについて、岸田首相は「大変遺憾なことだ」と述べつつ、任命責任を巡っては、捜査中であることを理由に言及を控えた。
秋本容疑者の逮捕について、岸田首相は、訪問先のインドネシア・ジャカルタで、記者団の取材に答えた。
岸田首相は、「個別事件における捜査の具体的内容に関わることであるから、所見を述べることは差し控えなければならない」としつつ、「大変遺憾なことであると感じている」と述べた。
その上で、「我々、国会議員は、改めて襟を正し、国民のために緊張感を持って職務にまい進しなければならない」と強調した。
一方、岸田内閣で外務政務官を務めていた秋本容疑者の任命責任については、「まさに捜査が進んでいる最中なので、今の段階において触れることは控える」とした。
また、再生エネルギー政策への影響についても問われ、岸田首相は「再生エネルギー政策の推進は、待ったなしの課題だ。透明性を持って取り組んでいかなければならない」と述べた。

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