姫路市の消防署職員の男が夜に路上で面識のない女性に後ろから抱きつこうとしたとして逮捕されました。男は「肩を組んだり、抱きついたりできるかもと思っていただけ」と容疑を一部否認しているということです。 不同意わいせつ未遂の疑いで逮捕されたのは自称・姫路市消防局の司令補浅見英明容疑者(42)です。 警察によりますと浅見容疑者は今年8月31日午後9時15分頃、姫路市内の路上を歩いていた面識のない45歳の女性に対し、後ろから抱きつこうとするなどわいせつな行為をしようとした疑いがもたれています。 女性は後ろから浅見容疑者が近づいてくるのがわかったため振り返ると、いきなり肩をつかまれたため大声で振り払ったところ浅見容疑者が走って逃げたということです。 女性はその後、「いきなり抱きつかれた」と警察に通報し、警察が捜査していたところ、6日午後に浅見容疑者が「ネットニュースを見て自分がしたことだとわかった」として弁護士とともに警察署に自首してきたということです。 浅見容疑者は「肩を組んだり、抱きついたりできるかもと思っていただけで私としては暴行と区別していたつもりです」と容疑を一部否認しているということです。 警察は浅見容疑者から話を聞くなどして詳しいいきさつを捜査しています。