女性では約20年ぶりの外相となった上川陽子外相は、14日の就任会見で「女性ならではの視点を、組織のあり方や、働き方改革にも生かしていきたい」などと抱負を語った。
上川外相は、就任後初となる記者会見に臨み、「約20年ぶりの女性の外務大臣であり、非常に重要な役割を担う機会を与えていただいた」と述べた。
その上で、「女性閣僚として、女性ならではの視点を、組織のあり方や、働き方改革にも生かしていきたい」と語り、「職員が能力を発揮し、一丸となり、外交問題に取り組んでいくための環境をしっかりと整えたい」と強調した。
一方、今後の中国との外交方針について問われると、「日本として主張すべきは主張する」とした上で、「対話をしっかりと重ね、共通の課題については協力し、建設的かつ安定的な関係の構築を双方の努力で進めていくことが重要だ」と述べた。
(フジテレビ政治部)