神戸のラーメンチェーン「もっこす」について食品管理などに不衛生な点があるとして、保健所が行政指導していたことが分かりました。 神戸市によりますと、今年3月、灘区にある「もっこす」の工場について、「不衛生なので指導してほしい」と外部から通報がありました。 市の保健所が工場に立ち入り検査を行ったところ、食品を入れた容器を床に直接置いていたり、厨房内へ虫が入るのを防ぐ網戸が設置されていなかったりしたということです。 今のところ健康被害は確認されていません。 市によりますと、もっこす側は指摘を受けて工場や店舗の衛生状態の改善を進めているということで、市は、改善の状況を随時確認して問題があれば指導する「監視指導」を続けています。