気象庁と環境省は24日、北海道全域に「熱中症警戒アラート」を午前5時に発表した。札幌管区気象台によると、2021年4月の運用開始以降、釧路・根室、宗谷の両地域にアラートが出されるのは初めてで、全域が対象となるのも初。
札幌市中央区では午前9時20分ごろに33.8度となるなど各地で気温が上昇。道内で最高気温が30度以上の真夏日は過去最長の36日連続となった。気象台は24日の最高気温を北見37度、旭川36度、札幌と岩見沢で35度などと予想している。
北海道教育委員会によると、道内の小中学校など94校が休校にしたほか、318校が下校時間を繰り上げた。