【独自】背後から火炎噴射 日大ラグビー部にいじめ疑惑 林真理子理事長を直撃…問題の調査認める

アメフト部員の薬物使用問題で揺れる日本大学で、新たにラグビー部での「いじめ疑惑」が発覚した。林真理子理事長はFNNの取材に、いじめ問題について調査していることを認めた。
ラグビー部の“いじめ疑惑” 林理事長は…
記者: おはようございます。フジテレビと申します。 林真理子理事長: はい。はい。何でしょう。 記者: きょうは別件で来たんですけど。ラグビー部の……。
林真理子理事長: あ、すみません、その件については、あの……。
林真理子理事長が「その件」と言及したのは、部員の薬物使用問題で揺れるアメフト部とは別に、ラグビー部に浮上した“いじめ疑惑”だ。
部員の1人が、ラグビー部内でいじめの被害に遭ったと訴えていることが明らかになった。
ガスバーナーの火を背後から…
いじめに使われたのは「ガスバーナー」。
関係者によると、部員の1人が他の部員からガスバーナーの火を背後から当てられたという。さらには、本人の備品が何者かによりインターネットで勝手に売られたとの申し出もあったという。こうした行為は2022年から行われ、複数の部員が関与した可能性があるという。
1928年に創部、95年の歴史を誇る日大ラグビー部は、これまでに関東大学ラグビーのリーグ戦で3回優勝した。大学ラグビー界の「古豪」として知られている。
日大の現役学生は「狭い空間の中なので、いじめられた側からすれば逃げ場がない。とてもひどいこと」と話す。
日大では、アメフト部員の薬物使用問題が明らかになったばかりで、複数の部員の関与も取りざたされる事態に発展している。
8月8日の会見で、林理事長は「改革をスポーツの方に手を伸ばしていかなければいけないという気持ちでいっぱいでございます」と話していた。
スポーツ分野の改革に言及していながら、新たに発覚したラグビー部内のいじめ疑惑。
先週行われた大学内の評議員会では、この問題についても話し合われ、林理事長らから「現時点でいじめと断定できる証拠がない」と口頭で報告があったという。
20日朝、FNNの直撃に、林理事長は「その件については、あの、ちゃんと出していますので、第三者委員会の報告で……」と、いじめ問題について調査していることを認めた。
その後、日大は取材に対し、「この件については外部調査委員会を設置し調査を行っています」とコメントしている。 (「イット!」9月20日放送より)

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