22日午前、福岡県那珂川市の建設現場で、建物の基礎部分が一部崩落し、作業していた30代の男性が下敷きになりました。男性は、病院に運ばれましたがまもなく死亡しました。
◆建物の基礎部分が崩落
22日午前10時ごろ、福岡県那珂川市今光のドラックストアの建設現場で、建物を支えるコンクリートの一部が崩れました。この事故で、地下で作業をしていた会社員・中村直也さん(38)が崩落したコンクリートの下敷きになり、病院に運ばれましたが、死亡しました。
◆3メートル下まで
警察によりますと、崩落したコンクリートは、縦15メートル横1メートルで厚さが50センチほどあり、作業員がいた約3メートル下まで崩れ落ちたとみられています。
◆安全管理に問題は
事故当時、現場にはほかにも複数の作業員がいましたが、けがはありませんでした。警察は安全管理に問題なかったか調べています。