20分にわたり暴行か 22歳男逮捕 全身に“アザ”同居の女性が死亡 千葉・柏市

千葉・柏市で同居する女性を殴りケガをさせたとして、22歳の男が逮捕されました。女性はその後、死亡が確認されました。約20分にわたり、暴行を加えられていたとみられています。

千葉・柏市の住宅街に設置された防犯カメラの映像が、救急隊員の姿を捉えていました。
23日午後5時ごろ、マンションの前に停車していた1台の救急車。すると建物側から出てきたのは、シートを広げ、担架を運ぶ救急隊員です。担架の上には横たわっている人物の姿がありました。隊員らは担架を救急車へと運び込みました。
この日、消防に「女性が倒れ意識がない。唇も白いです」との通報が入りました。マンションの一室で倒れていたのは斎藤瑞希さん(24)です。消防や警察によると、駆けつけた隊員が自宅の居間で横たわる斎藤さんを発見しました。斎藤さんに意識はなく、搬送先の病院で死亡が確認されました。
搬送の様子を見た人
「普通に具合悪いのかなって。こういうふうに心臓マッサージをしていて。救急隊の人たちが結構バタバタしていた感じ」
斎藤さんの全身にはアザなどがあったということです。傷害の疑いで逮捕されたのは小松魁人容疑者(22)。亡くなった斎藤さんと同居していました。
2人が住んでいたマンションには25日、多くの警察官の姿がありました。
記者
「鑑識でしょうか、警察官がマンションの中に入っていきます」
警察によると、小松容疑者は今月10日、斎藤さんの顔面などを複数回殴りケガをさせた疑いがもたれています。
さらに、その後の警察への取材で新たな事実も判明しました。この時、小松容疑者は斎藤さんに対し、約20分にわたり、暴行を加えていたとみられるということです。

小松容疑者が以前勤めていた店の関係者に話を聞きました。
小松容疑者が以前勤務していた店の関係者
「(店では)ホール業務だったり、配膳だったり。女の子に嫌がらせしているとか」
数日前に小松容疑者は、SNSを更新していたということです。
小松容疑者が以前勤務していた店の関係者
「特に変わった様子はなく、爆笑している感じで楽しかったのかな」
――元気にしているのだろうなと?
小松容疑者が以前勤務していた店の関係者
「そうです。そこからなのでびっくりです」
小松容疑者は調べに対し、今月10日に斎藤さんを殴ったことを認めています。警察は斎藤さんが死亡した原因などを調べています。

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