「暴力で金をとる人間だとは思わなかった」被害の市議が語った 知人の19歳男ら逮捕監禁容疑などで送検

9月、三重県伊賀市の市議会議員の男性が監禁や暴行などの被害を受けた事件で、市議が当時の状況を証言しました。
10月3日に送検された、住居不定無職の福田竜雅(ふくだ りゅうが)容疑者(20)と、伊賀市の19歳の男のあわせて4人。
4人は9月24日、伊賀市議会議員の釜井敏行(かまい としゆき)さん(41)を暴行・監禁し、現金15万円などを奪った、逮捕監禁や強盗傷害の疑いが持たれています。
(中道陸平記者)「釜井さんは、知人だった19歳の男に呼び出され、この辺りの林道まで車で来ました。犯行が起きた昼過ぎですが、人通りも車通りもほとんどありません」
現場は伊賀市内の林道。
車にいた釜井さんは男らに引きずり降ろされ、刃物を突きつけられ「金で解決しよう」などと脅された上、現金15万円を奪われました。
その後、釜井さんは車内に押し込まれ、滋賀県大津市までおよそ5時間にわたって監禁されたのです。
3日朝、CBCテレビ「チャント!」の取材に応じた釜井さん。
その目元は、事件から一週間以上がたった今も腫れたままでした。
(伊賀市議会議員・釜井敏行さん)「助手席に大きな石を投げつけられて、運転席のドアも開けられて、殴る蹴るの暴行を受けた」
知人だったという19歳の男との関係については…
(釜井敏行さん)「ドライブに行ったりとか、仲の良い関係だった」「暴力でお金をとるという人間だとは思わなかった」
トラブルの心当たりはないと話します。
警察は4人の認否を明らかにしていませんが、引き続き事件の経緯を調べています。

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