妻殺害の疑い、80歳男性逮捕 介護疲れが動機か 警視庁

同居する妻の首を絞めて殺害したとして、警視庁成城署は3日、東京都世田谷区千歳台1の無職、吉田友貞容疑者(80)を殺人容疑で逮捕した。同署は介護疲れが動機とみて、詳しい経緯を調べている。
逮捕容疑は1日夜、自宅アパートの寝室で、妻の節子さん(85)の首を室内にあった電源コードで絞め、殺害したとしている。同署によると、友貞容疑者は認知症の節子さんを介護していた。「事件の当日、『浮気している』と繰り返し言われた。耐えられなくなり、殺すつもりで首を絞めた」と供述し、容疑を認めているという。
世田谷区の職員が友貞容疑者と連絡が取れないことを不審に思い、別居する容疑者の妹に連絡。妹が110番し、駆けつけた署員が節子さんの遺体を発見した。【北村秀徳】

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