洞窟探検ツアー3人不明 20~50代男女、与那国島

10日午後5時ごろ、沖縄県の与那国島で「午前10時ごろ、洞窟探検ツアーに行った3人が帰ってこない」と地元消防団から警察に通報があった。八重山署によると、ツアーガイドの20代男性1人と、ツアー客で夫婦の40代男性と50代女性=いずれも県外在住=が安否不明となっており、署などが詳しい状況を調べている。
署によると、洞窟は与那国島の南東の新川鼻と呼ばれる地域にあり、3人は10日午前10時半から約2時間半の探検ツアーに出ていた。徒歩で洞窟に入ったとみられる。
日没となったため、警察や消防などは午後6時20分ごろ、いったん捜索を終えた。11日朝に再開する予定。
ツアー会社の「アクトプロ」(東京)によると、3人が帰ってこなかったため、他の現地スタッフが洞窟へ向かったが、水位が上がり、中に入れない状態だったという。
同社は2022年に与那国島でコールセンターを開設し、同年11月から観光事業を展開。洞窟探検は目玉ツアーの一つで、ガイド資格を取得したコールセンターのスタッフが行っていた。

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