10月5日、「幽霊屋敷に泊まる」というコンセプトの人気宿泊施設の防犯カメラに、不審な人影が…。
時刻は午前4時半ごろ。スマートフォンのライトで室内を照らしながら、土足で上がり込み、部屋を物色する若者たち。“不法侵入者”です。
「へっへ~、おれお金持ちになれる~」 「じゃあ、もらいまーす」 「絵とかも高そう」
途中、防犯カメラに気がつくと、カメラをのぞき込み「どうも~」とカメラ目線で挨拶。
その後、室内にあった防犯カメラ5台を全て破壊し、立ち去ったといいます。
窃盗に破壊…代表「悪質、なんか恨みでもあるのか」
「めざまし8」は建物を所有する団体「暗夜」の代表を務める、桐木けん坊さんに話を聞きました。
暗夜代表 桐木けん坊さん:
7人くらいの、20代前半くらいの男女がここに不法侵入してきて、売れるものとかは、全部盗んで。冷蔵庫の中もあさって…。肝試しがてらに来たっていうのと、ついでに金目のものも全部もらっていこうと。2つの動機で、たぶん来ているので。
若者たちが不法に侵入したこの施設は、実際に宿泊することができる“幽霊屋敷”として人気で、半年先まで予約で埋まっているほどの人気スポットです。
一見普通の住宅のように見えますが、中にはマネキンが置いてあったり、障子が破れていいたりと、今にも“幽霊”が出てきそうな雰囲気が漂っています。
不法侵入した男女は、宿泊者のために用意されている無人販売の現金回収箱の中のお金や、テレビや掃除機などの家電、ポケットWi-Fiを盗み出し、絵画を破壊。
団体は、警察に被害届を提出し、被害総額は20万円以上にのぼるといいます。
暗夜代表 桐木けん坊さん: 腹が立ちました、正直。悪質だなっていう。 壊さなくていいものとかも壊しているんで。本人たちにちょっと聞いてみたいです。なんか恨みでもあるのかっていう。 (めざまし8 10月10日放送)