愛子さま「よく食べるんですね」 神馬の鼻を優しくなでられ、笑顔でニンジンを…幼い頃からの馬への親しみ

天皇皇后両陛下と長女の愛子さまは、12日午後、伊勢神宮に「神馬(しんめ)」として贈られる馬と皇居内の厩舎で対面し、ニンジンを与えられた。
天皇ご一家が「本勇号」とご対面
10月12日午後4時、皇居内の主馬班厩舎を訪問された、マスク姿の天皇皇后両陛下と長女の愛子さま。
伊勢神宮に贈られるのは乗用馬の「本勇号(もといさむごう)」、8歳のオスだ。
皇居での勤めを終えた本勇号に対して両陛下が馬の鼻筋をなでると、続いて愛子さまも優しくなでられた。
さらに愛子さまは、細長くカットしたニンジンを馬の口元へ。ニンジンがほしくて足を上げてアピールする馬に、愛子さまは「よく食べるんですね」「詰め込んじゃった」と笑顔を見せ、優しく鼻筋をなでられていた。
宮内庁キャップ 宮崎千歳記者: 愛子さまは馬もとてもお好きで、(皇居内の)厩舎にふらっと立ち寄って、本当に優しくなでられたり、ごく自然に触れ合われることもあるそうです。
幼い頃から馬と触れ合ってこられた愛子さま。2006年11月、両陛下が引かれるポニーの背に初めて乗られたのは、愛子さまが5歳の頃だった。
また、21歳の誕生日に合わせて公開された2022年11月の映像は、皇居内の厩舎で撮影されたもの。愛子さまは皇室の儀式に使われる馬の口元に手を添え、優しくニンジンを与えられていた。
そんな愛子さまの馬への思いは、日々飼育にあたるスタッフにも向けられている。
宮内庁キャップ 宮崎千歳記者: 皇室の伝統行事を支える馬ですとか、お世話する職員たちにも、お気持ちがすごく深いのではないかと思います。
ご一家が対面した本勇号は、気性が穏やかで人懐っこい性質などから、伊勢神宮で神様が乗るとされる「神馬」として選ばれたという。
本勇号は、伊勢神宮という新しい環境に慣れる訓練のため、近く御料牧場に移り、伊勢神宮には2024年1月以降に贈られるということだ。
(「イット!」10月12日放送)

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