関西空港で従業員用通路に侵入 容疑の41歳を現行犯逮捕

関西国際空港で従業員用通路に侵入したとして、大阪府警は16日、京都市の無職の女性(41)を建造物侵入の疑いで現行犯逮捕した。府警が経緯を調べている。
逮捕容疑は16日午前2時20分ごろ、関西国際空港第2ターミナルの国内線エリアで、従業員用通路に侵入したとしている。
府警関西空港署によると、従業員用通路の侵入センサーが鳴り、駆けつけた警備員が通路内にいる女性を発見、取り押さえて署員に引き渡した。当時、搭乗前に荷物などのチェックを受ける保安検査場は終了していた。従業員通路はこの検査場を通らずに、搭乗エリアに入ることができる。
同署は女性が足にけがをしていたため、いったん釈放して治療を受けさせた。さらに、意味不明な言動を繰り返していたので入院させたという。責任能力の有無を慎重に捜査する。【土田暁彦】

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